6畳1K・1R・一人暮らしのレイアウト&インテリアはどうすればいい?
狭いお部屋を快適にするインテリア術
① 部屋の間取りの形をチェック
・長方形・正方形・変形など
部屋の形として最も多いのは長方形ですが、それが縦長か横長かによってレイアウトのコツも変わります。
また、この他に正方形の間取りや三角形や半円形などの変形した間取りもあり、それぞれに見合ったレイアウトや注意点があります。
【長方形の部屋】
縦長:両側の壁面や部屋の奥に大きな家具を配置すると奥行きが生まれる。
横長:奥行きがないため、正面に圧迫感のある大きな家具を置くのは避けた方が◎
【正方形の部屋】
長方形よりも狭く見えがちなので、家具を壁際に配置してなるべく中央部を空ける。
背の低い家具を選んで抜け感を作るなどの工夫が必要。
【三角形・半円形など変形の部屋】
デッドスペースが生まれやすいため、コンパクトな収納棚などを使ってスペースの無駄をなくすとよいですよ♪
② 窓の位置・ドアの開閉方向を確認
・窓をふさがないようなレイアウトに
コンパクトな6畳の部屋は角部屋以外は、窓も一ヶ所しかないことが多いはず。
光を遮らないよう、窓前のスペースをできるだけ空けたり、家具を置く場合はなるべく背の低い物を配置するとよいでしょう。
背面のない棚はすき間から日光を通すので、圧迫感を軽減することができます。
・内開きのドアは開閉スペースに注意
部屋のドアが内開きの場合は、ドアを開けた時に家具が当たらないようにレイアウトする必要があります。
外開きやスライド式のドアよりもデッドスペースが生じやすいというデメリットはありますが、壁際にちょっとした収納スペースを設けるなどの工夫が可能です。
③ 家具の配置決めは大型から
部屋のレイアウトを決める時は、ベッド・ソファ・テーブルなどの大きな家具から順番に配置を考えていきましょう。
ここでは、一般的な部屋に取り入れやすい2つのパターンをご紹介します♪
・コの字型でコンパクトに
最もコンパクトにレイアウトできるのが、両側の壁や窓に合わせて家具をコの字型に配置する方法です。
この場合、特に場所を取るベッドなどを一番奥にすると、中央にスペースが生まれて見た目もスッキリしますよ♪
・左右にレイアウトして奥行きを出す
家具を部屋の左右に配置すると、中央に細長い空きスペースが生まれて奥行きが強調されます。
特に縦長の部屋に適したスタイルで、寝る場所とくつろぐ場所を区切る効果があります。
④ 生活動線を意識する
レイアウトは家具をすっきり見せるだけでなく、生活しやすい配置にすることも重要です。
生活動線を意識した配置を考えてみましょう。食事や身支度など、毎日やることがスムーズに行えるようになるはずです。
⑤ 低めの家具でラインを揃える
必要な家具を配置しつつ部屋を広く見せたいという時には、高さが低めの家具を揃えるのも一つの方法です。
狭い部屋でも空間に余白が生まれ、居心地のいい雰囲気を作れます。
⑥ 部屋を仕切って生活空間を分ける
食事・仕事・リラックスタイムなどのモードを切り替えるために、あえて空間を仕切るというレイアウトもあり。
間仕切りに活用できるのは、背の高い棚や天井から吊るしたカーテンなど。ワンルームの場合は、玄関からの目隠しにも有効です。
⑦ テイストや色のトーンを合わせる
・白は部屋を広く見せる効果あり!
人気のホワイトインテリアには、空間を広く見せる膨張色の効果があります。
また、白は光を反射する色なので、部屋全体が明るく見えるというメリットも。
カーテンやベッドカバーなどのファブリック類も白で揃えると、より広がりのある雰囲気になります。
・淡いトーンでまとめるのも◎
より洗練されたカラーコーディネートを楽しみたい場合は、淡いトーンでまとめるのがおすすめ。
例えば白とグレーは相性が良く、北欧風の洗練された雰囲気を作れます。!
植栽と合わせると大人の上品さが演出できますよ♪
⑧ インテリアの素材や質感を合わせる
ナチュラルな木製やクールなアイアンなど、家具の素材を統一するのもお部屋をすっきりとした印象に見せる手法の一つ。
さらに、カーテンやラグなど、ファブリック類の質感も意識してみてください。
・天然木・木目調
天然木や木目調のテイストで統一すると、レイアウトがナチュラルで優しい雰囲気に。
木目の色の濃さでさりげなく強弱をつけるなど、上級者のインテリアコーディネートも楽しめます。
・アイアンなどの金属製
アイアンなどメタリックなフレームが目を引く男前なインテリア。
ヴィンテージ感があり、古材を使った収納ボックスやアンティーク調のアイテムとの相性が抜群!!
⑨ ミラー効果で広く明るく
光を反射する【鏡】は視覚効果で奥行を生み出したり、窓のように明るさを放ったりします。
・姿見(全身鏡)
全身が映る大きな姿見は、床に立てかけるだけで存在感を発揮しますよね。
部屋の中が大きく映り込むので、空間が広く感じられます。
・壁掛けミラー
壁掛けの鏡はディスプレイの要素も楽しんでみてください。
フレームの色やデザインにもこだわって、他のインテリアとコーディネートすればアートな雰囲気が生まれます。
⑩ ワンルームという限られた面積で自分らしさをプラスするコツ!
・好きな色を取り入れる
シンプルなお部屋も、好きな色を取り入れて自分らしく。
こちらはピンクと黄色を差し色に使ったお部屋。
シンプルな色をベースとしながらポイントで自分の好きな色をいれることで自分らしさを表現できますよ♪
・お気に入りのファブリックを取り入れる
ファブリックも自分らしさをプラスできるアイテムですよね。
ベッドカバーやラグを変えれば、大胆なイメージチェンジも可能!!
お部屋が一気にお気に入りの空間に…♪